報道 news report 2004 4 3

 今日(4月3日)の新聞には、
イラクであった衝撃的な事件について、
「衝撃映像に、アメリカ動揺」という記事があります。
 しかし、今頃、衝撃映像に動揺するとは、遅いと思います。
このような衝撃的な事件は、昨年もありました。
ただし、報道機関が、それを、政府に遠慮して報道しなかっただけです。
基本的に、報道機関というものは、今も昔も、
「政府広報機関」に近いのです。
 これに、反論があるならば、
イラク戦争の開戦前の報道を思い出してほしい。
テレビ報道には、録画記録があり、
新聞記事には、データベースがあります。
これらを検討すれば、
やはり、報道機関は、「政府広報機関」に近いと実感できます。
 たいてい、普通の記者は、過酷で危険な現場に、取材に行かず、
政府高官に、ゴマをすって、特ダネをもらおうとしているのです。
これを、「報道」だと勘違いしているのです。
だから、政府に不利な報道をすると、
もう特ダネをもらえなくなるという「不安」があります。
 また、勇気ある記者が、そういう現場に行って、真実を記事にしても、
報道機関の幹部が、政府に遠慮して、それを握りつぶしてしまうのです。
こうして、勇気ある記者も、無力感を感じて、
やがて、「普通の記者」になってしまうのです。
 こうして、記者が、サラリーマン化してしまうのです。
サラリーマンとは、上司にゴマをすりながら、無難に日々を過ごし、
何とか、出世を考えるでしょう。




































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